英メディアが岡崎をMOMに選出、「攻撃に“狡猾さ”を加えた」と絶賛! 1ゴールとパス成功率84.8%を高く評価

BBCは岡崎の「最もパス成功が多かった」点も評価 パス失敗はわずか5回

 レスターで今季リーグ戦初得点を決めた日本代表FW岡崎慎司が、英公共放送「BBC」によるマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出された。プレミアリーグ第9節クリスタル・パレス戦で3-1の勝利に貢献した侍ストライカーについて、得点だけでなくパス成功率でも優れた数値を出した点を評価。「レスターの攻撃に“狡猾さ”を加えた」との表現で絶賛されている。

 岡崎は2得点を挙げた9月20日のリーグ杯チェルシー戦(●2-4)以来のスタメン出場で、自身の良さを随所に発揮した。立ち上がり2分の決定機こそ逃したものの、前半41分に粘り強いプレーで起点となり、MFムサの強烈な先制ミドルシュートを導き出した。そして後半18分には、MFドリンクウォーターのクロスが相手DFに跳ね返されたところにタイミングよく走り込み、右足のダイレクトシュートでニアサイドをぶち破った。

 喜びを露わにする岡崎に本拠地キング・パワースタジアムのファンも大歓声を送るなど、侍ストライカーの働きは際立った。クラウディオ・ラニエリ監督は公式戦8試合連続でゴールのないエースFWジェイミー・ヴァーディを外す英断を下し、岡崎をスタメンに置いた。その采配について「オカザキはレスターの攻撃に“狡猾さ”を加えた。同時にイスラム・スリマニも前線で恐怖を与える存在となった。イタリア人指揮官の決断は正当化された」と称賛されている。

 それは同局の発表したデータにも表れている。「シンジ・オカザキは他のレスターの選手と比べて最もパス成功が多かった」と、この日のすべてのパスを図示化。パス失敗はわずか5回しかなかったことを評価している。

 

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