後半18分に右足ダイレクトシュート決める

　レスターの日本代表FW岡崎慎司が、意地の今季プレミア初ゴールを決めた。現地時間22日のプレミアリーグ第9節クリスタル・パレス戦に先発出場し、後半18分にこの日チーム2点目をゲット。9月20日のリーグ杯チェルシー戦（2-4負け）以来となるスタメン出場に発奮し、自らの存在価値をアピールした。

　この日の岡崎は前半43分の先制点に絡むなど、精力的な動きを見せていた。そんな侍ストライカーにゴールの女神がほほ笑んだのは、後半18分のことだった。

　岡崎も絡んだ左サイドからの展開をドリンクウォーターにつなぎ、クロスが相手DFにスライディングで弾かれたが、絶妙のタイミングでペナルティーエリアに入り込むと右足ダイレクトでシュート。これがニアサイドを打ち破り、岡崎にとって今季プレミアでの初ゴールとなった。日本人ストライカーの貴重な追加点に、本拠地キングパワー・スタジアムのファンは大歓声で称えた。

　前節チェルシー戦で0−3で大敗したレスターは13位に順位を下げた。イングランドメディアでは昨季のレギュラーの岡崎を先発で起用しないラニエリ采配を失速の一因と指摘する声が高まりを見せていた。岡崎待望論が巻き起こる中、最高の形で今季リーグ初得点を決めた。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images