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ドイツ2部で奮闘する日本人MFを監督も信頼 伊藤達哉は「高貴なジョーカー」と現地メディア絶賛
マクデブルクで今季2ゴール4アシストをマーク
ドイツ2部マクデブルクに所属するMF伊藤達哉は、今シーズン公式戦22試合で2ゴール4アシストの活躍を見せているが、90分フルでの出場は1回もない。そんな伊藤を現地メディア「liga2-online.de」では「マクデブルクの高貴なジョーカー」と高く評価している。
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今シーズン、最下位に2度沈むなど厳しい戦いを強いられているマクデブルク。現地時間2月26日のハノーファー戦では、伊藤の2つのアシストで2-1と重要な勝利を挙げ14位に浮上した。
この活躍を踏まえ、クリスティアン・ティッツ監督は「後半にタツを投入すると、相手は非常に守りにくくなる」と2つのゴールをお膳立てした伊藤は今回の成功に欠かせなかったと絶賛している。
降格争いを戦うチームで、控えに甘んじていることに不満はないのかという質問に対し伊藤は「監督とは何度も話している。怒ったり、がっかりしたりはしていない。監督も僕のことをレギュラーと呼んでくれている」と明かした。
ティッツ監督にとって“レギュラー”の定義は「レギュラー選手とは、ファーストイレブンだけでなく、13、14、15人の選手のことまでを指す」という。これを伊藤も「理解している」と話す。
「だからこそ、伊藤は2ゴール4アシストの数字を残せている」と同メディアは考察。「821分の出場で、1試合おきに得点に絡んでいる」とその能力の高さを称えた。それでも伊藤は、チームのパフォーマンスを重要と考えているようだ。
「終盤の我慢強さを身につけなければならないし、もっとシンプルにプレーすることも必要。ボールを持っているときは、落ち着いて、リラックスして、いざ決戦となったら、強くなければならない」
ドイツの地で奮闘する伊藤は、監督の大きな信頼を経てより高みを目指す。