セルティック、来冬に主力複数不在? 日・韓・豪「スター欠場に頭を痛める」と現地指摘

アジア杯がスコットランドのクラブに与える影響を現地指摘【写真:ロイター】
アジア杯がスコットランドのクラブに与える影響を現地指摘【写真:ロイター】

来年1月のアジアカップへ招集の可能性、各チームへの悪影響を現地メディア懸念

 スコットランドリーグでは現在、多くのアジア人選手がプレーしており、日本代表選手だけでなく、韓国やオーストラリア代表の選手たちも各クラブに所属している。そうした状況から、スコットランド紙「Scotsman」では来冬のアジアカップがチームに悪影響を与えかねないと報じている。

 当初、2023年のアジアカップ(アジア杯)は、今夏に中国で開催される予定だった。しかし、新型コロナウイルスの影響を踏まえてアジア杯の開催を返上。すでにカタールで行われることが決定しており、夏の暑さを考慮し、大会は24年1月12日から2月10日に開催されることが先月末、カタールサッカー協会より発表された。

 各国の代表候補選手を抱えるスコットランド1部リーグの各クラブは、アジア杯へ主力選手を招集される可能性がある。

 セルティックには、FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央、MF岩田智輝、DF小林友希の5人の日本人がいるのに加え、韓国代表FWオ・ヒョンギュ、オーストラリア代表MFアーロン・ムーイもいる。

 またハーツには、DFキー・ロールズを含めて3人のオーストラリア代表選手が在籍。ハイバーニアン、セント・ミレン、ダンディー・ユナイテッドにも、同国の代表選手が所属している状況だ。

「The Scotsman」は、「アジアカップで国際的スター選手の欠場に頭を痛める」として、アジアカップ開催による影響は避けられない可能性があることを指摘。夏の移籍市場では、こうした事情も考慮した選手補強が行われることになるかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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