元スペイン代表FW、日本ファンの品格に感銘 「ヨーロッパとかなり違う」と驚き

昨季まで神戸でプレーしたボージャン・クルキッチ【写真:高橋 学】
昨季まで神戸でプレーしたボージャン・クルキッチ【写真:高橋 学】

元神戸ボージャン、ラ・リーガ公式SNSで日本ファンの姿を称賛

 昨季までJ1ヴィッセル神戸に所属した元スペイン代表FWボージャン・クルキッチが、スペイン1部ラ・リーガの公式SNS上で日本人ファンの品格を絶賛。ヨーロッパと比較し「稀に見ない貴重な価値観」と指摘している。

 ラ・リーガの日本公式ツイッターは、昨季までJリーグでプレーしたボージャンに直撃。「ボージャン選手が語る。日本人の一番好きなところ。『リスペクト』」と綴り、インタビュー動画を公開している。

 2021年8月に神戸へ加入してから、ボージャンは相手を敬う日本人の姿に感銘を受けたようで「リスペクト、目上の人への経緯や尊敬、感謝の気持ちを常に忘れない」と語り、一例として昨季のワンシーンに触れている。

「例えば、ヴィッセル神戸の2022年は悪い内容でした。1年中、ほぼずっと降格圏内でした。それでもサポーターからアンチのような非難はされませんでした」

 欧州では成績が低迷すると、ファンから容赦ないバッシングを受けるのも稀ではない。そうした光景を見てきたボージャンは、日本人ファンの振る舞いを特別視している。

「ヨーロッパだとかなり違いますよね。神戸で肌で感じたサポーターの民度、もしくは、神戸で肌で感じた文化がそうさせるのか、非常に礼儀正しく感謝の気持ちも強いので稀に見ない貴重な価値観だと思います」

 日本で過ごした2年でJ1リーグ通算20試合1ゴールの成績を残したボージャン。およそ1年半過ごした日本への愛着心を改めて示していた。

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