モウリーニョが“ルーニー外し”に続く大ナタを予告? 「マンUにアンタッチャブルな選手はいない」

3年連続の大型補強も、リーグ7位に沈む“赤い悪魔”

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、今季不振のキャプテンでイングランド代表FWウェイン・ルーニーをベンチ要員に降格させる大ナタを振るっている。FWズラタン・イブラヒモビッチ、MFポール・ポグバという今季補強の目玉が17日のリバプール戦(0-0)で不発となるなか、「チームにアンタッチャブルな選手はいない」と断言。さらなる降格人事の可能性を示唆している。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。

 ユナイテッドは昨季限りでルイス・ファン・ハール監督を解任し、モウリーニョ監督を招聘。イブラヒモビッチ、ポグバ、MFヘンリク・ムヒタリアン、DFエリック・バイリーという今夏の移籍市場で最大級の大型補強に3年連続で打って出たが、リーグ8節終了時点でまさかの7位。首位マンチェスター・シティとの勝ち点差は「5」と、まだ十分に巻き返しは可能だが、現時点では来季のUEFAヨーロッパリーグ出場権すら獲得できない順位となっている。

 すでに不振の続くエースのルーニーを外すなどの手段を講じている“スペシャル・ワン”だが、今後さらなる大ナタを振るう準備を進めているという。

 「このチームにアンタッチャブルな存在はいるのか?」という質問に対し、「それは11年前の話だ。今とは違うプレミアシップの時代での状況だ。我々はこれまで最高のチームだった。我々のチームにおけるアンタッチャブルとは精神であり、献身であり、プライド、ファンへのリスペクトだ。それはアンタッチャブルでなければならない。選手ではない」と言い切った。

 

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