レアルFWに思わぬ災難 相手サポーターから投げつけられた“まさかの物体”にスペイン紙注目
後半20分にピッチへサンドウィッチが投げ込まれ、主審が試合を中断
スペイン1部レアル・マドリードは現地時間2月18日、ラ・リーガ第22節でオサスナとアウェーで対戦し2-0の勝利を収めた。同19日に試合を行うFCバルセロナと暫定で勝ち点差を「5」に縮めたなか、ゲーム中にレアルFWへ投げつけられたものが物議を醸している。スペイン紙「AS」が報じた。
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勝ち点差「8」の首位バルセロナを追走するうえで、これ以上の“取りこぼし”は許されない状況のレアル。前半10分にFWヴィニシウス・ジュニオールが早速決定機を迎えるもこれを生かせず、嫌な流れのままスコアレスで折り返す。
後半に入っても高い集中力でゴールを割らせないオサスナに攻めあぐねていたが、同33分にボックス内深くに切り込んだヴィニシウスが右アウトサイドでクロスを送ると、MFフェデリコ・バルベルデがハーフボレー気味に合わせ待望の先制点を奪取。後半アディショナルタイム2分には、FWマルコ・アセンシオが左足で冷静に流し込んで試合を終わらせた。
レアルの勝利に終わったこの試合、後半には思わぬハプニングも起こっている。それは同20分のこと。オサスナのサポーターで埋まったスタンドからレアルFWロドリゴへ物が投げつけられ、主審が試合を止めるとそれを拾いピッチ外の関係者へと手渡したのだ。
内容を確かめるべくズームした中継カメラが映し出したのは、なんと食べかけのサンドウィッチ。ピッチ上の選手に物を投げる行為そのものが言語道断なのは言うまでもないが、食べ物を粗末に扱った点においても今回の振る舞いは許されるべきではない。
また、記事によると、スペイン国内の試合でこうした物の投げ込みが行われた場合、観客の行動をコントロールできなかったという理由でホームのクラブに罰金が課せられるとのこと。また、物を投げ込んだ当事者をスタジアム出入り禁止にするかどうかはクラブの裁量に任されるという。