「サッカーは自分に合っている」 名古屋ユンカー、移籍決断への思いと新天地で“生きる”ビジョン

対戦相手として苦しめられたブラジル人MFマテウスとのコンビに意欲

 また、浦和時代にも注目を集めたSNSは「もちろん交流は楽しませてもらっているし、続けたい。よりファンの方々に喜んでもらえるような投稿も心掛けていきたいね」と名古屋でもサポーターとの交流に貴重なツールとして使っていく。名古屋メシの情報もサポーターから寄せられるが、「もう多くのオススメをもらっていて嬉しいし、チャンスがあればトライしたい。ただ、自分なりに探して、街を歩いて、いいなと思ったところに行ってみてトライするのも好きなんだ」と、名古屋の街で自身のお気に入りスポットを開拓する意欲も示した。

 名古屋での生活を楽しむのはもちろん、対戦相手として大いに苦しめられたブラジル人MFマテウスを「一緒にプレーするのが楽しみだった」と話すユンカーだけに、そのホットラインは今季のチームにとって大きな武器になることは間違いなさそうだ。

※第2回に続く

[プロフィール]
キャスパー・ユンカー/1994年3月5日生まれ、デンマーク出身。ラナース―FCフレゼリシア―ラナース―オーフスGF―ACホーセンス(すべてデンマーク)―スターベクIF(ノルウェー)―ACホーセンス(デンマーク)―FKボデ/グリムト(ノルウェー)―浦和―名古屋。J1通算42試合16得点。周りの選手と連係しながらボックス内へ侵入し、ゴールを量産する左利きの長身ストライカー。献身的な前線からの守備も対戦相手にとっては脅威となる。うどんやラーメンを愛し、オフの日には有名スポットにも出没するなど、日本の地に溶け込んでいる。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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