第2次森保ジャパンのキャプテンの行方は? 指揮官は“流動的スタイル”採用の可能性も示唆

欧州視察を終えて帰国した森保監督【写真:ロイター】
欧州視察を終えて帰国した森保監督【写真:ロイター】

2月13日に欧州視察から帰国

 日本代表の森保一監督が2月13日に欧州視察を終えて帰国し、メディア取材に対応。2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)後、日本代表のキャプテンはドイツ1部シャルケのDF吉田麻也が務めてきたが、現時点では次期キャプテンについては確定していないという。

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 2週間での欧州滞在で8試合を視察し、昨年のカタールW杯に出場した選手たちと話し合う時間を持った森保監督。プレーを見て、選手たちと話した感想について、「全員、いい志を持って、モチベーションを高くやってくれているなと思いました。やはり自チームの活動の中で、我々は選手たちがどう変わっていくのか、どういうプレーをしているのかを見て来ていますが、それぞれがチーム内で存在感を放ってきているのが、すごく各選手ともに成長しているなと思わせてもらいました」と語っている。

 吉田と話した際には、今後のキャプテンについての話し合いも行ったという。「麻也だけではないですが、どういった形で次のキャプテンを決めていこうかという話はしてきました」と言い、「特に結論が出ているわけではないのですが(笑)、まず話してきたのは、もちろん麻也がキャプテンとしてやってきてくれて、継続するにしても、いずれは引き継がないといけない。誰かという、キャプテンを決めるということではなくて、まずは選手個々がチームのために責任を持って、1人1人がキャプテンとしてゲームをできるということが大切かなと話してきました」と、コメントしている。

 3月のキリンチャレンジカップ(24日ウルグアイ戦、28日コロンビア戦)で誰がキャプテンマークを巻くかについては、「まだ考えていない。アイデアはないです。誰かに指名してやってもらうこともあります。指名というのは、次のアジア予選、W杯を目指してやってもらうこともありますが、その試合であったり、活動であったりで、キャプテンをいろんな選手にやってもらうアイデアもあります。まだ招集選手も決まっていないので、そこはなんとも言えませんが、みんなでチームを作っていく、強くしていくというところは持ちながら、選手にも伝えながらやっていきたいと思います」と、キャプテンを固定せずに、その都度に変えていく可能性についても示唆した。

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