クアドラード争奪戦にマンチェスターの2クラブが参戦 リーグ戦同様マンCが一歩リードか!?

ピッチ外のダービーマッチ

 マンチェスター・シティ(マンC)は、フィオレンティーナのコロンビア代表MFフアン・クアドラードの獲得に乗り出しているという。地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
 マンチェスター・ユナイテッド(マンU)も強い関心を抱いているコロンビア代表MFに対し、マンCは2800万ポンド(約51億8000万円)を支払って隣人を出し抜こうと、もくろんでいるのだ。今夏のブラジルワールドカップでも活躍したコロンビア代表アタッカーをめぐり、マンチェスターの2クラブが激しい争奪戦を繰り広げそうだ。
 クアドラードは、フィオレンティーナとの新契約を結んだばかりであるが、現状に不満を抱いていると伝えられている。新契約は2019年の夏までとなっており、クラブ側は相当額での交渉でなければ、応じるつもりはないという。
 マンUのルイス・ファン・ハール監督と、マンCのマヌエル・ペジェグリーニ監督の両者は、コロンビア代表アタッカーが持つ多様性に魅了されており、獲得を熱望している。
 だが、マンU側は、壊滅的な守備陣の補強が最優先事項となっている。それに対してマンCは、クアドラード獲得に十分な資金を投下できると伝えられている。移籍市場でも激戦を繰り広げる「マンチェスター・ダービー」は、リーグ戦と同様、マンCが一歩リードしていると見て間違いなさそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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