低迷チェルシー、夏にベルギー代表MFへ再度アプローチ? 英記者が見解「大きな話題となるだろう」

エバートンでプレーするMFアマドゥ・オナナ【写真:ロイター】
エバートンでプレーするMFアマドゥ・オナナ【写真:ロイター】

冬に獲得できなかったベルギー代表MFオナナへ再度アプローチか

 イングランド1部チェルシーは、今冬の移籍市場で攻撃的な選手を5人獲得した。しかし、現在プレミアリーグ9位に沈むなどチーム浮上のきっかけは未だ掴めていない。そんななか、冬にも獲得を狙った3500万ポンド(約55億5000万円)のベルギー代表MFを夏の移籍市場で獲得を目論んでいるという。英メディア「GiveMeSport」が明かしている。

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 チェルシーは今冬、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックス、ウクライナ代表ミハイロ・ムドリク、アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデス、コートジボワール代表FWダビド・ダトロ・フォファナなど計8人を補強。攻撃に厚みを加えることとなったが、現地時間2月11日に行われたプレミアリーグ第23節ウェストハムとの“ロンドンダービー”を1-1で引き分けリーグ戦3試合連続のドローとなっている。

 そんなチェルシーは、1月にエバートンMFアマドゥ・オナナの獲得に動いていたが失敗。記事では「過去2回の移籍市場で6億ポンド(約951億円)近くを費やしたにも関わらず、この夏、再び選手に大金を投じる可能性がある」と指摘し、今年の夏の移籍市場で再度オナナへアプローチをかける可能性があるとジャーナリストのサイモン・フィリップス氏の言葉を紹介している。

 フィリップス氏は「ほかのシナリオや、チェルシーが何人の中盤の選手を買うことになるのかに大きく左右される」と前置きしつつ「1月にエバートンからアマドゥ・オナナを獲得しようと試みたのは、終盤の追い込みだった」と失敗に終わった冬の打診を考察。「中盤は間違いなく、夏を迎えるチェルシーにとってもう1つの大きな話題となるだろうね」とオナナ獲得のミッションの重要性を説いている。

 記事によれば、オナナは4日のアーセナル戦(1-0)で「8回のリカバリーと2回のタックルを決め、さらに2本の相手のパスをインターセプトした」とエバートンで頭角を現していることを伝えた。チェルシーが獲得すれば大きな戦力となることを期待している。

 オナナはプレミアに来てまだ1年未満と短いが、さらなるステップアップが今夏待っているのかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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