リーグ戦通算500点超のC・ロナウド、サウジで本領発揮に伊メディア称賛「まだ伝説の中にいる」

4得点のクリスティアーノ・ロナウドを伊メディア称賛【写真:Getty Images】
4得点のクリスティアーノ・ロナウドを伊メディア称賛【写真:Getty Images】

アル・ワフダ戦で4ゴールと爆発して勝利に貢献

 サウジアラビア1部アル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、現地時間2月9日に行われたリーグ第16節アル・ワフダ戦で4得点してチームを4-0の勝利に導いた。イタリアメディアでも「まだ伝説の中にいる」と称賛されている。

 ロナウドは前半21分、ポストプレーで味方にボールをつないだあと、最終ラインの裏へ走り込みラストパスを受けると、左足でシュートを放つ。これがゴールの右サイドネットに決まり、先制ゴールを記録した。さらに同40分にもスルーパスから抜け出すと、右足でゴールネットを揺らしてリードを2点に広げた。

 後半も5度のバロンドール受賞者の勢いは止まらない。後半8分にはペナルティーキック(PK)を決めて、サウジアラビア移籍後初のハットトリックを達成すると、同16分には再び最終ラインの裏を取ってシュート。GKにボールを弾かれたが、こぼれ球を押し込んで4点目を挙げた。これまで各国リーグを渡り歩いたロナウドは、最初のゴールでリーグ戦通算ゴール数を「500」とし、その後の3得点で記録を「503」点まで伸ばした。

 そのリーグの1つであるイタリア1部セリエAのユベントスでは実質3シーズンをプレーし、リーグ戦で81ゴールを挙げている。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では、この偉業達成について、「ロナウドはまだ伝説の中にいる。ほかの誰にとっても手の届かない壁を破ることを意味した」とレポートした。

 そのうえで、「20年以上のキャリアで、リーグ戦では年間25ゴール前後。国内、国際カップ戦での得点はすべてカウントしていない数字でこれだ。CR7は、好む好まざるはともかく、中東からも歴史のページを書き続けている」と、その記録を称賛している。

 選手としてのキャリアは終盤に差し掛かっているロナウドだが、積み重ねてきた数字はサッカー界に燦然と輝くものになっている。

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