元MLB球団オーナーが名門マルセイユを買収! 4年間で228億円の補強費をもとに覇権奪還へ
MLBドジャースの元オーナーであるアメリカ人実業家の下、フランスの名門が再起図る
アメリカのメジャーリーグベースボール(MLB)ロサンゼルス・ドジャースの元オーナーとして知られるアメリカ人実業家のフランク・マコート氏が、日本代表DF酒井宏樹の所属するフランス1部オリンピック・マルセイユを4500万ユーロ(約51億円)で買収することが決定した。英公共放送「BBC」が報じている。
国内リーグ過去9度の優勝を誇る名門も、2009−10シーズンを最後に6年間優勝から遠ざかり、昨季は13位と低迷した。近年は2011年にカタールの投資会社に買収され、圧倒的な資金力を手にしたパリ・サンジェルマン(PSG)がフランスリーグを席巻しているが、マルセイユも新オーナーの下、今後4年間で2億ユーロ(約228億円)の補強費を手にするとレポートされている。
マッコート氏は「今日は偉大な歴史を持つオリンピック・マルセイユの新たな章の幕開けだ。我々はクラブを栄光の道へと連れ戻す」と覇権奪還への意気込みを明かしている。
今季から日本代表右サイドバックの酒井宏樹がプレーしていることでも知られるマルセイユ。新たな後ろ盾を手にし、PSGのように大量補強でチームを強化することになるのだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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