韓国人元Jリーガー、日本でのキャリア初期の“反省”を回想 「通訳に頼りすぎてしまった」

チョ・ヨンチョル(写真は2013年大宮時代のもの)【写真:Getty Images】
チョ・ヨンチョル(写真は2013年大宮時代のもの)【写真:Getty Images】

チョ・ヨンチョル氏は日本で計12年間プレー

 元韓国代表MFチョ・ヨンチョル氏は、昨年限りで現役を引退した。横浜FC、アルビレックス新潟、大宮アルディージャ、FC TIAMO枚方、栃木シティフットボールクラブと日本で5クラブに所属したチョ・ヨンチョル氏は、韓国メディア「スポーツニアス」のインタビューで日本での12年間を振り返っている。

 韓国の蔚山鶴城高を卒業後、2007年に日本の横浜FCでプロキャリアをスタートさせたチョ・ヨンチョル氏。日本、カタール、韓国でプレーし、韓国代表でも11キャップを刻み、33歳となった昨年限りで現役引退を決断した。

 記事では、5歳から小学3年生までテコンドーをメインとし、2002年の日韓ワールドカップ(W杯)でサッカーへ本格的に転身した過去にも触れられつつ、異国の地である日本でキャリアをスタートさせた際のことを回想している。

「今でこそ日本語を話せるけど、最初は日本語を一つも知らず、挨拶さえも分からないほどだった。横浜FC時代は、通訳の方に頼りすぎてしまった。でも、そこから独学で日本語を勉強しました。自分から日本人選手たちに話しかけ、インタビューも通訳なしで1人で受けたりして、日本語の実力が磨きました。選手たちはみんな、日本語を学びながら一生懸命(自分の)夢に挑戦している」

 新潟や大宮で主力クラスの結果を残せたのは、日本に溶け込もうとした努力の成果と言えそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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