ポルトガル移籍のカズ、“ギグス超え”&新記録樹立に英注目 「前人未踏の60歳まで…」

ポルトガル移籍のFW三浦知良【写真:Getty Images】
ポルトガル移籍のFW三浦知良【写真:Getty Images】

2月26日には56歳へ

 元日本代表の“キング・カズ”ことFW三浦知良は、今冬にポルトガル2部オリベイレンセに加入した。今月に56歳を迎えるなかでの欧州再挑戦について、英紙「デイリー・エクスプレス」は前人未到の60歳でのプレーと、元ウェールズ代表MFライアン・ギグス氏が持つ出場記録更新への期待を取り上げている。

 1986年にブラジルのサントスでプロデビューを飾ったカズ。その後はJリーグ初代王者のヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)のエースとして活躍するなど、複数クラブを渡り歩いてきた。そのなかでイタリアのジェノア(1994〜95年)、99年にクロアチアのディナモ・ザグレブ(99年)と欧州クラブでのプレーも経験している。2月26日に56歳の誕生日を迎えるキングはポルトガル移籍で23年半ぶりの欧州再挑戦を果たした。

 記事では、カズのキャリア通算出場記録が783試合であることに触れ、「他を圧倒する継続期間にもかかわらず、カズはギグスの(クラブ通算)963試合にはまだ遠く及ばない」と、元ウェールズ代表の長寿選手であるギグス氏と比較。60歳現役という偉業の達成と、ギグス氏の記録超えが果たせるかどうかが注目されている。

「カズはプロサッカー選手として前人未到の60歳までプレーすると信じる人がいる。カズがその気になれば“ピッチで死ぬ”ことになるだろう。そうなればギグスも偉大な功績をいずれ塗り替えられるかもしれない。だが、このダイ・ハードな選手が記録を破るというならウェールズ人もそれを妬むことはないだろう」

 キング・カズの挑戦に英メディアも熱視線を送っている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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