ブレークの予感漂う“シメオネ・ジュニア” 今夏のジェノア移籍は「2秒で決めた」

闘将を父に持つFWジョバンニが2試合連続ゴール

 今夏の移籍市場でイタリアのジェノアに移籍した、リオデジャネイロ五輪アルゼンチン代表FWジョバンニ・シメオネは、「移籍は2秒で決めた」と電光石火の決断を下したことを語っている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」の土曜版「スポーツウィーク」に語っている。

 アルゼンチンの若手FWシメオネ、と言うよりも、元アルゼンチン代表選手で現在はアトレチコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督の息子と言う方が、サッカー界では知名度が高いだろう。昨季まで母国アルゼンチンでプレーしていた“シメオネ・ジュニア”だが、今夏にイタリアのジェノアへの移籍が浮上した。

「僕はリオ五輪でブラジル、父はプレシーズンのツアーでオーストラリアかニュージーランドに行っていたから、そのことについて話す時間はほとんど取れなかったんだ。ただ、僕の代理人を務める叔母が、すでにジェノアのプレツィオージ会長と合意していて、電話をかけてきたんだ。『30分時間をあげるから、イエスかノーで答えなさい』ってね。2秒でイエスと答えたよ」

 

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