浦和新助っ人DFホイブラーテン、加入会見で“即フィット”へ自信 「役割やプランも明確」

今季から浦和でプレーをするDF マリウス・ホイブラーテン【写真:Getty Images】
今季から浦和でプレーをするDF マリウス・ホイブラーテン【写真:Getty Images】

ノルウェー1部ボデ・グリムトから加入、ノルウェー人DFが加入会見実施

 J1浦和レッズは2月3日に今季の新戦力、ノルウェー人DFマリウス・ホイブラーテンの加入会見をオンラインで実施した。ノルウェー1部ボデ・グリムトから加入して新たな舞台でのプレーに向け「役割やプランも明確。「フィットできる感覚はある」と自信を見せた。

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 浦和の土田尚史スポーツ・ダイレクター(SD)は沖縄県トレーニングキャンプ中の1月17日に正式発表されたホイブラーテン獲得について、「求めるプロファイルに合うこと。左利きというのも重要視した」と話していた。この会見ではさらに「左利きというのは新監督からのオーダーでもあった」と、今季就任のマチェイ・スコルジャ監督との話し合いの中で重視された部分だと明かしている。

 土田SDからはその強みを改めて「センターバック(CB)で、高い身体能力、スピードがあり対人に強く広いエリアをカバーする能力に長けた左利き。足もとの能力も高く安定したビルドアップ、起点になるフィードで攻撃面での貢献にも期待している」と紹介されている。

 ホイブラーテンは沖縄キャンプ中の合流を目指したものの、ビザの関係で早期来日は叶わなかった。グループトレーニングを積めていない状況だけに「100%になるまでには少し時間が必要だと思う。ただ、向こうでも身体は動かしていた」と話す。一方で、「コーチングスタッフや監督とはすでに話をして、役割やプランも明確。フィットできる感覚はある」と自信を見せた。

「この浦和レッズでプレーできることを本当に光栄に思う。この機会を楽しみながら、自分のスキルでチームを助けたい。J1の舞台、素晴らしい機会を与えていただいて感謝している。環境は異なるがベストを尽くしたい」と話す新戦力は、U-15世代からU-21世代までノルウェーの世代別代表に選ばれてきたのに加え、今季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)では日本代表DF冨安健洋が所属のアーセナル(イングランド)や、オランダの名門PSVと同組に入ったグループステージでプレーするなど国際経験も豊富だ。

 浦和は2月18日にFC東京との開幕戦を皮切りにJ1の戦いをスタートさせ、4月末と5月にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝戦も控える。ホイブラーテンは「(J1は)強度が高く、スキルもあり、技術も高い印象がある。パスも高く、良いチャレンジになると思う。もちろんタフな相手、ノルウェー以外の相手とも戦ってきた。その経験を生かしてACLなどでもチームを助けたい。自分の強みはゲームの流れを呼んでプレーすること。カバーリングや対人がある。その経験を日本でも表現したい」と、落ち着いた口調ながら自信を感じさせる言葉を残していた。

 デンマーク代表歴を持つDFアレクサンダー・ショルツとのコンビも増えると見込まれる浦和のCBは、ハイプレスやハイラインを標榜する今季の浦和にとって、ベースとなって支えるストロングポイントになりそうな気配だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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