レスター岡崎、CLデビューに暗雲… 指揮官が先発落ちの主力コンビは「温存」と明言

ラニエリ監督が完敗したチェルシー戦後に、スタメンの人選について語る

 レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督は、15日の敵地チェルシー戦(0-3)でクラブ史上最高額の移籍金で獲得したアルジェリア代表FWイスラム・スリマニと司令塔の同代表MFリヤド・マフレズを先発から外したが、これは18日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第3節の本拠地コペンハーゲン戦に向けた温存策と明言。日本代表FW岡崎慎司はこの試合でメンバー外となったが、エース格2人の先発回避により悲願のCLデビューに暗雲が漂っている。地元紙「レスター・マーキュリー」が報じた。

 敵地でのチェルシー戦で、昨季王者のレスターは0-3と圧倒された。手も足も出ない完敗となったが、この試合で攻撃のキーマンであるマフレズとスリマニのアルジェリア代表コンビはベンチスタートとなっていた。指揮官は試合後、スタメンの人選について次のように説明している。

「我々はコペンハーゲンで、とても組織立ったチームと火曜日の夜に厳しい対戦が待っている。プレミアリーグは1年間だが、チャンピオンズリーグ(のグループステージ)は2カ月程度。我々はCLの決勝トーナメントかヨーロッパリーグには進出したい。これを達成するには、全選手をフィットさせたかった。何人かの選手を、火曜日の夜に向けて温存したかった」

 

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