ソン・フンミンが2ゴールで“復活の狼煙”? 左足の強烈25メートル弾&反転シュートに英賛辞「最も生き生きとしたパフォーマンス」
FA杯4回戦で2部プレストン相手に2ゴールをマーク
イングランド1部トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンは現地時間1月28日に行われたFAカップ(杯)4回戦の2部プレストン戦で2得点を決め、チームを勝利に導いた。今季は思うようにゴールを挙げられていなかった昨季プレミア得点王の“復活”を現地メディアも称賛している。
ソン・フンミンは0-0で迎えた後半5分、中央右寄りの位置でボール持つと、ゴールまでおよそ25メートルの距離から左足を迷わず一振り。強烈な一撃を左隅のコースへ叩き込んだ。
さらに30歳の韓国代表は同24分にも追加点を奪う。FWイバン・ペリシッチのヒールパスを受け、エリア内で素早く反転。そして再び左足を振り抜くと今度はゴール右隅のネットを揺らした。利き足の右以外でも正確かつ強力なシュートを打てる両利きのソン・フンミンらしい形での2ゴールとなった。
その後、今冬新加入のFWアルノー・ダンジュマがダメ押しの3点目を奪い、トッテナムはプレストンに快勝。5回戦へと駒を進めた。
昨季はアジア人初となるプレミアリーグ得点王を獲得したソンだが、今季は公式戦26試合で6得点にとどまっていた。そうしたなかで昨年9月の第8節レスター・シティ戦(6-2)のハットトリック以来となる今季2度目の1試合複数得点。復調の兆しを見せたこの活躍は英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」で「ソンの復活」と報じられ、同紙の採点ではチーム単独トップの9点(10点満点)がつけられた。「この数ヶ月で最も生き生きとしたパフォーマンスで、2つの輝かしいゴールを決めた」と絶賛されている。
プレミアリーグでは現在5位につけ、トップ4入りを目指して戦っているトッテナムにとってソン・フンミンの復活はこの上ない朗報と言えるだろう。
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