宇佐美はシャルケ戦で今季5試合目のベンチ外 日本代表のエース候補が今や“戦力外状態”に

10月のワールドカップ最終予選メンバーに招集されるも、負傷で代表辞退

 アウクスブルクの日本代表FW宇佐美貴史は、15日の第7節本拠地シャルケ戦において3試合連続でベンチメンバーから外れた。

 宇佐美はここまで今季リーグ戦6試合でスタメン出場なし。ベンチ外は今節も含めて早くも5試合目となった。開幕戦のヴォルフスブルク戦で後半37分から出場したが、この8分間が公式戦で唯一の出場時間となっている。

 ロシア・ワールドカップアジア最終予選では、10月6日のイラク戦と11日のオーストラリア戦のメンバーに招集されていたが、宇佐美は9月29日の練習で負傷し、代表辞退という羽目に陥っていた。

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は宇佐美のポテンシャルを高く評価し、海外移籍について「嬉しい。変わらざるを得ない状況を自分で作った」と大歓迎していた。だが、ブンデスリーガ12位という中位のクラブで“戦力外”状態となってしまったエース候補の窮状を、ハリル監督はどう考えているのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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