トロサール退団のブライトン、19歳スウェーデン代表MFを7億円で補強の可能性か
19歳MFヤシン・アヤリの獲得に動いていると報道
日本代表MF三笘薫が所属するイングランド1部ブライトンは、新たな選手を補強する可能性があるようだ。英地元メディア「Sussex Live」が報じている。
今冬の移籍市場でブライトンは、ベルギー代表FWレアンドロ・トロサールをアーセナルに放出。今季リーグ戦16試合で7得点を挙げ、チームの上位進出に大きな役割を果たしていたトロサールだが、ロベルト・デ・ゼルビ監督との関係悪化が報じられ、カタール・ワールドカップ(W杯)後からは出場機会が減少していた。
プレミアリーグのライバルであるアーセナルに、ベルギー1部ヘンクから獲得した際の倍額となる2100万ポンド(約34億円)でトロサールを放出したブライトンは、元ザンビア代表MFエノック・ムウェプも、遺伝性の心臓疾患によって昨年10月に24歳の若さで現役引退を余儀なくされた。
中盤の補強が必要な状況で、今冬の移籍市場でアルゼンチンのロサリオ・セントラルから18歳MFファクンド・ブオナノッテを獲得。そして、中盤にもう1人若いタレントを加える可能性があるようだ。
記事では「ブライトンは、19歳のスウェーデン人MFヤシン・アヤリの獲得に動いている。中盤の選手であり、ウイングでもプレーできる選手は、500万ユーロ(約7億円)で契約する見込みだ。彼がトロサールとムウェプの代わりになるかもしれない」と報じている。
チュニジア人とモロッコ人の両親の間に生まれたアタッカーは、スウェーデン代表の各アンダー世代の代表に選ばれており、今年1月9日の国際親善試合フィンランド戦(2-0)に先発出場してフル代表デビューを果たし、3日後のアイスランド戦(2-1)にも途中出場を果たしている。
三笘に対するビッグクラブからの関心も連日にわたって報じられているなかで、ブライトンは新たな才能の原石を獲得することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)