明暗分かれる“日本人対決” 独紙がドルト香川のスタメン落ち、ヘルタ原口の7戦連続先発を予想

ダルダイ監督が原口の“強行先発”を明言

 一方、同紙はヘルタの原口を4-2-3-1の左サイドハーフで先発すると予想した。今季のリーグ戦全6試合にスタメン出場もいまだ無得点だが、チームを率いるパル・ダルダイ監督の信頼は揺るがないようだ。

「元気はハードワークをしている。プロの手本だ。チームのために戦い、攻撃面で大きな仕事をしている」

 ドイツ地元紙「ベルリナー・クリエール」によれば、指揮官はメルボルンでオーストラリア戦に出場し、メルボルンからの長距離移動も強いられる原口のドルトムント戦での先発起用を明言していた。「彼がどこまでいけるか見てみよう」とのコメントが紹介されているが、記事では原口がガス切れになった場合は、コートジボワール代表FWサロモン・カルーを投入する方針だとレポートされている。

 現在ブンデスリーガ2位と躍進するベルリンで不可欠な存在と評価される原口は、黄色と黒のサポーターで埋め尽くされるジグナル・イドゥナ・パルクのピッチに立つ。ともに中2日の強行軍となる香川と原口だが、ブンデス再開戦で明暗が分かれることになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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