独メディアがヘルタ原口の豪州戦ゴールを称賛 ドイツ人監督が率いる韓国との明暗を強調

敵地で1-1ドローも「ヘルタのスターがサッカルーズに衝撃」

 日本代表FW原口元気(ヘルタ・ベルリン)は、11日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選オーストラリア戦(1-1)で、自らのファウルで相手に同点PKを献上したものの、3試合連続となる先制ゴールを決めた。この活躍を受けてドイツ地元テレビ局「シュポルト1」は、同日の敵地イラン戦に0-1で敗れ、グループAの3位に転落した韓国代表のドイツ人指揮官ウリ・シュティーリケとの明暗を際立たせ、「原口ゴール、シュティーリケ傷心」と報じている。

 原口はメルボルンで行われた一戦で、持ち前の攻撃能力を発揮した。前半5分、自らの中盤でのパスカットからカウンターを発動。最後はFW本田圭佑(ACミラン)のワンタッチパスで抜け出し、左足で落ち着いて決めた。電光石火の先制弾について、記事では「ヘルタのスターがサッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)に衝撃を与える」と絶賛している。

 後半7分にエリア内でファウルを犯し、同点PKを献上したが、「ヘルタのゲンキ・ハラグチはゴールを決めたにもかかわらず、サムライは結局勝ち点1で満足することになった」と指摘。バヒド・ハリルホジッチ監督が自陣深くに引いた守備的戦術を採用したことで、敵地から勝ち点1を持ち帰るにとどまった。

 

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