ドルトムント香川、ヘルタ戦の先発が急浮上 スタメン争いのライバルに負傷者続出

カストロに続きゲレイロも全治2~3週間の離脱へ

 ドルトムントは14日に本拠地ヘルタ・ベルリン戦を迎えるが、先発落ちの続く日本代表MF香川真司に出番が回ってくるかもしれない。ポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロが、太ももの肉離れにより欠場する可能性が浮上した。ドイツ地元テレビ局「シュポルト1」などが報じている。

 ゲレイロは7日、アベイロで行われたアンドラ戦(6-0)に左サイドバックで先発出場。クリスティアーノ・ロナウドが4ゴールを決めた格下との対戦で、後半7分に負傷により交代していた。ゲレイロはヘルタ戦に間に合わせるため、代表を離脱。10日のフェロー諸島戦(6-0)を欠場したが、ドルトムントで精密検査を受けた結果、肉離れが発覚。全治2~3週間の負傷と診断されたという。

 ゲレイロは今夏、左サイドバックとしてポルトガル代表の欧州選手権優勝に貢献したが、今季移籍したドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は中盤にコンバート。この采配が見事に的中し、ここまでブンデスリーガ6試合に出場し2得点2アシストと予想以上の活躍を見せ、香川、そして新加入のドイツ代表MFマリオ・ゲッツェを凌ぐほどの輝きを見せていた。セットプレーのキッカーとしても、精度の高い左足は大きな魅力となっている。

 

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