高校サッカー決勝に「5万人が来た?」 盛況ぶりに韓国驚き…日韓の格差は「広がっている」と嘆き

選手権に韓国メディア注目【写真:徳原隆元】
選手権に韓国メディア注目【写真:徳原隆元】

岡山学芸館対東山の選手権決勝に5万人以上の観客、“大入り”に韓国メディア注目

 第101回高校サッカー選手権は1月9日に決勝戦が行われ、岡山学芸館(岡山)が初優勝を飾った。国立競技場で行われた東山(京都)とのファイナルには5万人以上の観客が詰めかけ、韓国メディアは「漫画みたいなことが起こった」と高校サッカーの盛況ぶりを伝えている。

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 第101回大会の決勝戦は、岡山学芸館と東山による初優勝を懸けた一戦に。前半のうちに1点ずつを取り合ったなか、岡山学芸館のMF木村匡吾が後半に2得点して突き放し、2年連続5度目の選手権出場となった同校としてだけでなく、県勢としても初の全国制覇となる歴史的快挙を達成した。

 この決勝戦には5万868人の観客が詰めかけたなか、韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」は「プロサッカーの決勝戦ではなく、高校サッカーの決勝戦に5万人が来た? そんな漫画みたいなことが、実際に日本で起こった」と驚きを持って伝えている。

 さらに記事では「韓国ではアマチュアだけでなく、プロサッカーでも5万人の観客が入る試合はない。韓国と日本の差はさらに広がっている」と言及。カタール・ワールドカップ(W杯)の最終順位(日本の9位、韓国の16位)で差が付き、日本サッカーの実力が上と見る同国の論調を引き合いに、嘆き節で伝えた。

 なお“冬の風物詩”として行われる選手権の決勝には例年、大観衆が詰めかけるケースが続き、コロナ禍で無観客試合となった第99回大会(山梨学院対青森山田)を除き、前回の100回大会から過去5年はいずれも4万~5万人超えを記録している。

■第96回~第100回大会決勝戦の観客数

第100回大会決勝:大津(熊本)対青森山田(青森)/観客数:4万2747人
第99回大会決勝:山梨学院(山梨)対青森山田(青森)/観客数:コロナ禍のため無観客
第98回大会決勝:青森山田(青森)対静岡学園(静岡)/観客数:5万6025人
第97回大会決勝:青森山田(青森)対流通経済大柏(千葉)/観客数:5万4194人
第96回大会決勝:流通経済大柏(千葉)対前橋育英(群馬)/観客数:4万1337人

(FOOTBALL ZONE編集部)



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