ルーニーは英代表でもベンチが定位置に? 11日敵地戦でユナイテッドと同様に“特権”剥奪か

11日の敵地スロベニア戦、英紙はルーニー先発落ちの可能性について言及

 イングランド代表FWウェイン・ルーニーが、マンチェスター・ユナイテッドでレギュラー落ちとなったのに続き、代表チームでも定位置も失うことになりそうだ。英紙「ガーディアン」は、ギャレス・サウスゲート暫定監督が主将を先発から外す可能性を報じている。

 ルーニーはその低調なパフォーマンスから、ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督の下で公式戦3試合連続ベンチスタート。30歳で迎えた今季は絶対的な軸と予想されたが、その地位が揺らぎ始めている。モウリーニョ監督は「何があってもキャプテン」と精神的支柱としての必要性を強調しているが、それとは裏腹にピッチ上での存在感は薄まっている。

 クラブで出番を失いながらも、8日のロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選の本拠地マルタ戦(2-0)では腕章を巻き、中盤センターのポジションで先発出場していた。しかし、11日の敵地スロベニア戦ではついに先発落ちとなる可能性が浮上している。サウスゲート暫定監督はルーニーに代わって、トットナムのMFエリック・ダイアーを起用すると予想されている。

 スロベニアを率いるスレッコ・カタネク監督も「ウェイン・ルーニーはチームのリーダー」と評価している一方、「彼はもはや最年少プレーヤーではない。調子は少し落ちているしね」と、ルーニーの先発落ちが実現しても決して驚きはないと本音を明かしている。

 

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