サウジ移籍のロナウドがクラブ強化に関与へ 同胞DF獲得希望とスペイン紙報道

ロナウドが同僚ペペとの再会を希望?【写真:ロイター】
ロナウドが同僚ペペとの再会を希望?【写真:ロイター】

クラブとの話し合いで同胞ペペの加入を希望

 昨年11月にイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドを退団したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、同12月30日にサウジアラビア1部アル・ナスルとの契約を結んだ。年が明け新天地デビューに期待が集まるなか、早くもロナウドを核としたチーム作りが進んでいるようだ。スペイン紙「マルカ」が報じた。

 アル・ナスルと総年俸2億ユーロ(約281億円)とも言われる大型契約を結んだロナウド。契約期間は2025年までの約2年半とされており、その間にクラブがロナウドとともにどのような変貌を遂げるのか注目が集まる。先日には、アル・ナスルが今季でイングランド1部チェルシーとの契約が満了するフランス代表MFエンゴロ・カンテの獲得に乗り出すのでは、とも報じられた。

「マルカ」紙によると、ロナウドはすでにアル・ナスルの“強化方針”についてクラブと首都リヤドで話し合いの場を持ったといい、そこで挙がった名前がポルトガル代表DFペペだという。

 ペペは同胞であることはもちろん、スペイン1部レアル・マドリードで8シーズンにわたって共闘するなど、ロナウドをよく知る選手の1人。「マルカ」紙は、ロナウドにこうした自らをよく知る選手たちで脇を固めてもらいたい考えがあることを伝えている。

 一方で、同紙はペペの契約状況についても言及。ペペが現在所属するポルトガル1部FCポルトの会長は、望む限りクラブに残ることを許可する考えを示しているという。母国のクラブでキャリアを全うするのか、それとも同胞のラブコールに応えてサウジアラビアに新天地を求めるのか。ロナウドだけでなく、ポルトガル人CBの今後にも注目が集まる。

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