お騒がせ主審再び…W杯&スペインでカード乱発のレフェリー、セビージャ監督への“連続警告”が話題「2秒後にはレッドカード」
国王杯でのマテウ・ラオス主審のジャッジに注目
カタール・ワールドカップ(W杯)やラ・リーガ(スペイン1部リーグ)でのカード連発判定で物議を醸しているアントニオ・マテウ・ラオス主審が今度は国王杯でのジャッジで話題となっている。
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ラオス主審はカタールW杯準々決勝のアルゼンチン代表対オランダ代表戦でイエローカードを両チーム合わせて計18枚提示。ヒートアップした試合をコントロールしきれていなかったと批判され、ピッチに立っていたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシからも苦言を呈された。
さらにラオス主審はW杯後初の担当試合となったラ・リーガ第15節のバルセロナ対エスパニョール戦(現地時間2022年12月31日)でも計15枚のイエローカードを乱発していた。
そんなラオス主審は現地時間1月4日に行われた国王杯3回戦のリナレス(3部)対セビージャ戦でも笛を吹いた。すると前半16分にセビージャのテクニカルエリアにいたホルヘ・サンパオリ監督にイエローカードを提示。これにサンパオリ監督が抗議すると、ためらうことなく即座にレッドカードを提示し、退場を命じた。
スペイン紙「マルカ」は「サンパオリへのアマリージャ(イエローカード)。2秒後にはロハ(レッドカード)」と見出し打ち、「(ラオス主審が)再びスポットライトを浴びた」と報じている。
セビージャのホルヘ・デシオアシスタントコーチはマルカに対し、「(サンパオリは)大したことは言っていない。彼は叫んだだけで、私は近くにいたが特に何も聞いていない。試合後に彼らが友好的に話しているのを見たよ」と語っていたという。わだかまりは残らなかったようだが、ラオス主審のジャッジが再び話題を呼ぶことになった。
なお、この試合でラオス主審はサンパオリ監督以外にはカードを出さなかった。そして試合はセビージャが5-0で大勝している。