最高位を連続更新のベスト4進出 岡山学芸館が佐野日大に4-0で快勝

岡山学芸館が佐野日大に勝利し準決勝へ【写真:徳原隆元】
岡山学芸館が佐野日大に勝利し準決勝へ【写真:徳原隆元】

前半1点、後半3点を奪って逃げ切りに成功

 第101回全国高校サッカー選手権は1月4日に各地で準々決勝が行われ、等々力陸上競技場の第1試合では岡山学芸館(岡山)が佐野日大(栃木)を4-0で下した。

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 互いに3回戦を相手に押される展開を耐えて勝ち上がってきたが、このゲームは試合開始から岡山学芸館がボールを持って攻め込む時間が長くなった。ほぼハーフコートゲームになった状況の中で前半12分、クロスボールのセカンドボールを拾ったMF田口裕真が思い切り良く左足を振り抜いて先制ゴールを奪った。

 佐野日大はDF大野結斗のロングスローで打開を図るも、後半に入っても岡山学芸館のペースは変わらず。後半13分には左コーナーキックを短くつないだ3人のコンビネーションから放ったシュートのこぼれ球をFW今井拓人が押し込んでリードを2点に広げた。

 2点ビハインドの佐野日大はMF江沢匠映を投入してロングスロー役を託し、長身の大野をゴール前に入れるようにするも打開には至らず。逆に岡山学芸館は後半32分に途中出場のMF木下瑠己が右足シュートを決め、さらに後半アディショナルタイムにはFW田邉望がPKを決めて4-0の大勝を収めた。

 すでに岡山学芸館の最高成績だった16強を超えての戦いになっているが、ベスト4への進出を決めて1月7日の国立競技場での戦いに挑むことが決まった。

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