「衝撃的」「なんだこれは」 高川学園の“失敗トルメンタ”が話題、珍トリックFKに海外注目

高川学園のトリックFKに海外も注目【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
高川学園のトリックFKに海外も注目【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

3回戦・東山(京都)戦で披露された珍セットプレー「トルメンタ」に脚光

 第101回全国高校サッカー選手権の3回戦で、高川学園(山口)が披露したトリッキーなフリーキック(FK)に海外メディアが脚光。昨年も話題を呼んだ珍セットプレー「トルメンタ」が不発に終わった場面に注目している。

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 高川学園は、4強入りした前回大会で「トルメンタ」(スペイン語で嵐を意味)と名付けられた珍セットプレーを披露。FKやコーナーキックの際、ゴール前付近で複数人が手をつなぎながら輪になって回転し、キッカーの助走に合わせてその輪がほどかれたあと、一斉に散らばる手法で相手のマークを混乱させる。

 前回大会では実際にこのセットプレーから得点を奪ったシーンが海外メディア上で注目を浴び、各国メディアが続々と報道。その「トルメンタ」が今大会の3回戦・東山(京都)戦でも披露された。

 0-2とビハインドで迎えた後半21分、ゴール正面やや左側でフリーキックのチャンスを得ると、セットしたボールの前で高川学園の3選手が輪になり回転。2回転ほどしたのちに輪が解けたあと、1人目、2人目がボールをまたいで通過し、3人目のFW山本吟侍が右足で狙うも、シュートは力なく転がり枠外へ外れた。

 チームはこの3回戦で敗退となったなか、“失敗トルメンタ”が早速、海外メディアで話題に。英メディア「スポーツ・バイブル」は「日本の高校サッカー部が今年最悪のフリーキックをやってのけた。3人が手をつないだまま円陣を組んで数秒間スキップするという奇妙なシークエンスが展開されたが、計画どおりにはいかなかった」と伝えている。

 また、サッカーに関する面白い映像や画像の投稿をメインに、全世界で180万人を越えるフォロワーを持つツイッターアカウント「Out Of Context Football」でもこのシーンをピックアップ。得点チャンスに至らなかった影響もあり、海外ファンからは「衝撃的」「なんだこれは」「最高のコメディ」「アイデアは良かったが…」との声が上がっていた。

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