セルティック前田、公式戦2戦連続弾に賛辞止まず 現地メディア「またもや素晴らしい活躍」

セルティックFW前田大然【写真:ロイター】
セルティックFW前田大然【写真:ロイター】

大事な“ダービーマッチ”の先制弾は特徴生かしたスピード弾に

 スコットランド1部で首位を走るセルティックは現地時間1月2日、スコティッシュ・プレミアシップ第20節で2位レンジャーズと対戦。2-2で痛み分けとなった“ダービーマッチ”で、日本代表FW前田大然が決めた先制弾へ地元メディアも「またもや素晴らしい活躍」と喝采を送っている。

 先発に前田、FW古橋亨梧、MF旗手怜央の3人の日本人が名を連ねたこの試合で、開始5分で躍動したのは前田だった。味方の守備に連動して中央の相手へプレス。タッチミスを見逃さずボールを奪取すると、スピードを上げて最終ラインのディフェンスもかわし、GKと1対1を冷静に沈めて先制弾を奪った。

 チームは後半早々に2失点を喫し逆転を許したものの、試合終盤に古橋のゴールで追い付き、苦しみながらも大事なダービーで何とか勝ち点「1」を獲得した。

 前田は守備でプレスバックし、攻守で躍動。後半32分に交代となるまでスピードを生かした攻守でチームの原動力となっている。そんな前田を英地元紙「The Celtic Way」でも「ピッチ上で驚異的な活躍を見せた」とピックアップ。「ゴールだけでなく、チームのために多くの貢献をしてくれた」と献身的プレーを評価している。

「彼の仕事ぶりは一級品で、後半に状況が悪化したときでさえも、状況を作り出そうとした。 前田は、セルティックにとって厳しい試合展開の中で、まさに輝きを放っていた」と絶賛すると「パークヘッドにとっていかに重要な選手になり得るかを改めて示した」と代えの利かない選手であることを伝えている。

 前節ハイバーニアン戦(4-0)に続き2戦連続ゴールを決めた前田の活躍は、現地でも注目の的となっているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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