名将ベンゲルがイングランド代表監督就任の噂を否定 「母国の国歌を歌えないのは…」

「自国の人間が責務を果たす方がいい」

「イングランドのように巨大なフットボールへの情熱を持ち、代表チームもその構造を持つ国では、自国の人間がリーダーとしての責務を果たす方がいいと感じる。もしあなた方がフランス代表監督となってイングランドと対戦し、その時にイングランドの国歌を聞いたとしよう。あなた方は指揮を執っている国と同じように、母国の国家を歌うことはできない。それはちょっと奇妙だ。それがロジカルで、ベターな理由だ」

 ベンゲル監督は一般論として話しているが、もし自らがイングランド代表監督となり、フランスと対戦したと仮定し、フランス国歌の「ラ・マルセイエーズ」を歌えないことをイメージしたのだろう。

 FAから見れば、知将らしいウィットに富んだ表現ながら、先んじて就任の打診を断られた格好となった。かつてのイングランド代表FWアラン・シアラー氏らから、「どん底に落ちた」とまで酷評されている“スリー・ライオンズ”は、その再建を誰に託せばいいのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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