三笘のクラブ公式インタビューの内容も紹介

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間12月31日に首位アーセナルとの大一番を迎える。カタール・ワールドカップ（W杯）でともに戦ったDF冨安健洋との“日本人対決”実現の可能性があるなか、地元メディアが「三笘のアーセナル戦ゴール獲得に期待」と取り上げている。

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　12月26日に行われたプレミアリーグ第17節サウサンプトン戦（3-1）でも先発出場し、キレのあるドリブルで勝利に大きく貢献した三笘。しかし、W杯後の得点は惜しくもお預けとなっている。

　一方の冨安は、W杯後にハムストリングの負傷により戦線を離脱。26日のプレミアリーグ第17節ウエストハム戦（3-1）を欠場したが、英紙「デイリー・ミラー」の報道によれば、ブライトン戦で復帰する可能性も高まっているようだ。

　そんななか、ブライトンの地元メディア「Sussex Live」で次節の日本人対決に注目。「ブライトンのスター選手である三笘は、アーセナルDFで同じ日本代表の冨安と対戦するという目標を大晦日に実現させるかもしれない」とレポートしている。

　さらに記事では、クラブ公式「MyAlbion TV」のインタビューで三笘が語った内容も紹介。「冨安のプレーに刺激を受けてきたし、自分もこのレベルでプレーしたいという思いがずっとあった。だから、僕らの対戦の可能性があることは、日本の故郷の人たちにとっても素晴らしいことだと思うんだ」と憧れの地での対戦を心待ちにしているようだ。

　さらに続けて「個人的にはそういうデュエルに勝ちたい」と闘争心を燃やしつつ、「日本人選手がプレミアリーグでプレーできることを、母国の子どもたちや人々に示す責任があると感じている。手本を示して、ここで成功したい」とアーセナル戦も含め、プレミアでのさらなる躍動を誓っていた。