セルティックの13歳神童を巡り“A代表”争奪戦が勃発! 出生地イングランドが強奪を目論む

スコットランドがデンベレのU-16代表招集を計画も、隣国から横槍か

 スコットランドの名門セルティックの20歳以下(U-20)のチームで、わずか13歳にしてデビューした神童MFカラモコ・デンベレに対し、イングランドサッカー協会(FA)がアプローチをかけ、スコットランドからの強奪を目論んでいるという。英紙「デイリー・メール」が報じた。

 デンベレはコートジボワール人の両親の下で、イングランドの首都ロンドンで生まれた。5歳でスコットランドのグラスゴーに移り住み、セルティックに加入した経緯がある。スコットランドサッカー協会(SFA)が、来月に開催されるビクトリー・シールド(スコットランド、アイルランド、北アイルランド、ウェールズの4カ国のU-16代表が参加)にデンベレを招集する意向を持っているとの話も浮上しているが、その先には当然ながら、将来のA代表デビューも見据えているという。

 そこに横槍を入れようと動いているのがイングランドだ。特大の才能を持つデンベレを、将来の“スリー・ライオンズ“(イングランド代表の愛称)の一員として引き込もうとしている。「FA(イングランドサッカー協会)は彼を説得することができるのであれば、自国の代表チームにハイジャックすることを熱望している」とレポートされている。

 各国メディアが「新たなメッシ」と称するデンベレは、欧州各国のメガクラブによる争奪戦もすでに噂されているが、騒動はどこの代表選手になるのかということにまで発展してきている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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