2022年に最も市場価値を高めたのは? 大幅上昇がズラリ…W杯の活躍で“10倍”の大出世も

カタール・ワールドカップで評価を高めた選手たち【写真:ロイター】
カタール・ワールドカップで評価を高めた選手たち【写真:ロイター】

市場価値1位はムバッペ 2位ハーランド、3位ヴィニシウスと続く

 カタール・ワールドカップ(W杯)が開催された2022年に最も市場価値を高めたのは一体どの選手だったのか。移籍情報メディア「トランスファーマルクト」が公開している。

 カタールW杯で8得点を決め、得点王になったこともあり現在のサッカー界で最も価値のある選手はパリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペとなった。同メディアによれば、ここ1か月の間はマンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドがトップだったが、W杯を経てムバッペの価値は1億8000万ユーロ(約255億円)となり、1位に浮上。2位がハーランドの1億7000万ユーロ(約241億円)、3位がレアル・マドリードのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールの1億2000万ユーロ(約170億円)となった。

 そうしたなか、この2022年に最も大幅に価値を高めた選手も明らかになっている。それが今大会を制したアルゼンチン代表のMFエンソ・フェルナンデスだ。ポルトガルのベンフィカに所属する21歳は今大会の最優秀若手選手賞も受賞し、ビッグクラブ移籍も噂される注目のタレント。市場価値は5500万ユーロ(約78億円)まで急上昇した。22年当初の市場価値が500万ユーロ(約7.8億円)だったこともあり、1年間で10倍の大出世となっている。

 他にもクロアチア代表DFヨシュコ・グバルディオルや今夏にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したブラジル代表FWアントニーなど5000万ユーロアップの選手が複数いたが、上昇率の差でフェルナンデスがランキングの1位となった。

 2022年に市場価値を高めた選手トップ10は以下の通り。(現在の市場価値/2022年の上昇額)

1位 エンソ・フェルナンデス(5500万ユーロ/+5000万ユーロ)
2位 ヨシュコ・グバルディオル(7500万ユーロ/+5000万ユーロ)
2位 アントニー(7500万ユーロ/+5000万ユーロ)
4位 ラファエル・レオン(8500万ユーロ/+5000万ユーロ)
5位 オーレリアン・チュアメニ(9000万ユーロ/+5000万ユーロ)
6位 ガビ(9000万ユーロ/+5000万ユーロ)
7位 ジャマル・ムシアラ(1億ユーロ/+4500万ユーロ)
8位 クヴィチャ・クワラツヘリア(6000万ユーロ/+4400万ユーロ)
9位 ロドリゴ・ゴエス(8000万ユーロ/+4000万ユーロ)
10位 コーディ・ガクポ(6000万ユーロ/+3800万ユーロ)

(FOOTBALL ZONE編集部)



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