英プレミアリーグで6つの誤審 今季マンU×アーセナル「幻の先制ゴール」も対象に

プレミアではVAR介入での6つの間違いがあったと米行動(写真はイメージです)【写真:ロイター】
プレミアではVAR介入での6つの間違いがあったと米行動(写真はイメージです)【写真:ロイター】

VARの介入に関して6つの間違いがあったと海外メディア報道

 イングランド1部プレミアリーグはカタール・ワールドカップ(W杯)中断前までの試合でビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入に関して6つの間違いがあったと米スポーツ専門テレビ「ESPN」が報じた。

 それによれば、3人の元選手とプレミアリーグ、PGMOL(イングランドのプロサッカーにおけるマッチオフィシャルを担当する組織)それぞれの代表者1人からなる独立委員会が今シーズンの試合の重要な出来事をすべて評価。今シーズンのプレミアリーグではカタールW杯による中断に入るまでに、VAR介入による判定の変更は計48回あった。その内、6回は間違ったものだったと結論付けられたようだ。

 その中には9月4日に行われた第6節のマンチェスター・ユナイテッド対アーセナル戦での前半12分のシーンも含まれていたという。この場面ではMFマルティン・ウーデゴールのボール奪取を起点としたカウンターでFWガブリエウ・マルティネッリがネットを揺らし、アーセナルが先制したかに思われた。しかし、ウーデゴールのプレーはMFクリスティアン・エリクセンに対するファウルを取られ、ゴールは認められなかった。この試合はマンチェスター・ユナイテッドが3-1で勝利を収めた。

 そのほかにはクリスタル・パレス対アストン・ビラ(3-1)、チェルシー対ウェスト・ハム(2-1)、ニューカッスル対クリスタル・パレス(0-0)、フルハム対アストン・ビラ(3-0)、ノッティンガム・フォレスト対ブレントフォード(1-3)でそれぞれVARによる間違った判定の変更があったとされている。

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