レスター岡崎にとっては向かい風… 指揮官が新たな武器「ロングスロー」に手応え

クラブ・ブルージュ戦はエルナンデスのロングスローから、記念すべき大会初ゴール

 日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督が、昨季リーグを席巻したカウンターに続く武器として、両サイドバックによる「ロングスロー」を挙げている。英地元紙「レスター・マーキュリー」が報じた。

 昨季プレミアリーグを制したレスターの最大の武器と言えば、イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディと岡崎の2トップを起点とした前線からの激しいプレスによる果敢な守備と、そこからボールを奪って仕掛ける高速カウンターによる攻撃だった。

 王者として臨むシーズンはライバルたちが対策を練り、攻守のキーマンだったフランス代表MFエンゴロ・カンテ不在も響いて、ここまで開幕7試合は2勝2分3敗の12位。戦術バリエーションの少なさから停滞気味の状況だ。

 そこでチームの新たな武器となりそうなのが、オーストリア代表DFクリスティアン・フックスとスペイン人DFルイス・エルナンデスによる両翼からの「ロングスロー」だという。

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第1節の敵地クラブ・ブルージュ戦(3-0)でMFマーク・オルブライトンが決めた記念すべき大会初ゴールも右サイドからエルナンデスのロングスローによって生まれたものだった。続く第2節のポルト戦(1−0)でも再三ロングスローからチャンスを演出している。

 

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