脳梗塞の元カメルーン代表DFソング氏が意識取り戻す 治療のためフランスへ

2日間の昏睡状態から抜け出す

 元カメルーン代表DFで、リバプールなどで活躍したリゴベール・ソング氏は脳梗塞で生命の危機に立たされていたが、2日間の昏睡状態から意識を取り戻したことが明らかになった。英公共放送「BBC」が報じている。

 カメルーン代表の一員として、2002年の日韓ワールドカップで大分県中津江村にもやって来たソング氏は、カメルーン首都のヤウンデ中央病院に入院。脳梗塞により、意識不明の危篤状態だった。

 生命の危機を迎えていたソング氏だが、最悪の事態は免れたようだ。ルイ・ジョス・ビタング・ア・モフォク医師は、「彼は昏睡状態から脱出した。呼吸器も外された。血圧も通常に戻った」と語ったという。

 リバプールとウェストハムでプレミアリーグ137試合出場の名ストッパーは、医療用飛行機でフランスに搬送される予定だという。リバプールも公式ツイッターで、「我々の願いはリゴベール・ソングと家族とともに」と回復を祈っていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング