【W杯】フランスが連覇へ王手! 先制ゴールのDFテオ・エルナンデスが感銘「信じられない」

フランス代表のDFテオ・エルナンデス【写真:ロイター】
フランス代表のDFテオ・エルナンデス【写真:ロイター】

負傷離脱した兄・リュカが負傷したへの思いも込め「幸せを分かち合いたい」

 フランス代表のDFテオ・エルナンデスは、現地時間14日のカタール・ワールドカップ(W杯)の準決勝モロッコ代表戦で先制ゴール。2-0の勝利を導く決勝ゴールを決めた。

 テオ・エルナンデスはスタメン出場すると前半5分、MFアントワーヌ・グリーズマンの抜け出しからFWキリアン・ムバッペのシュートにつなげたこぼれ球をジャンピングボレーで叩いた。これがゴールに吸い込まれ、わずか5分でフランスがリードを奪った。そして、後半に1点を追加して逃げ切りに成功した。

 エルナンデスは国際映像のインタビューに「信じられない。とてもタフな試合だった」と振り返ったうえで、初戦で負傷離脱してしまった兄への思いも込めて「(決勝戦は)大一番ですよ。兄のリュカ・エルナンデスと幸せを分かち合いたい。本当に信じられない。家族、デシャン監督に感謝するばかり」と話した。

 ドイツの絶対王者バイエルン・ミュンヘンに所属のDFリュカ・エルナンデスが負傷したことで、昨季のイタリア王者ACミランに所属のDFテオ・エルナンデスが出場する。兄弟ということがクローズアップされる面もあるが、それは同時にフランス代表の選手層の厚さを示す一例かもしれない。

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