バロテッリの退場処分はイメージ先行の“誤審”? すでにリーグ審判委員長が主審に事情聴取

フランスリーグの規律委員会で協議し、出場停止が取り消される可能性

 ニースの元イタリア代表FWマリオ・バロテッリに対する退場処分が誤審と認められ、出場停止が取り消される可能性が浮上している。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。

 バロテッリは2日の本拠地ロリアン戦で、後半40分に2-1での勝利を引き寄せる決勝ゴールを決めたものの、同アディショナルタイムに2枚目のイエローカードを受けて退場処分を受けた。しかし、その顛末は相手マーカーとささいなやり取りがオリビエ・テュアル主審に見咎められたものだった。

 ニースのルシアン・ファブレ監督は、クラブの公式サイトを通じてこの退場処分に「正直、何が起きたのか全く理解できなかった。マリオは何も悪いことをしていない。悪いジェスチャーもなかった。小さな画面で見ただけだが、落ち着いて何が起きたのか見直さなければいけない」と異論を唱えていた。

 こうした状況を受け、フランスのリーグ審判委員長であるパスカル・ガリビアン氏は映像の確認とともにテュアル主審から事情を聴取し、2枚目のイエローカードの判定が誤審であると確認したと報じている。これにより、今週中に開かれる同リーグの規律委員会で協議し、その結果として出場停止が取り消される可能性が浮上したという。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング