5戦22得点のドルトムント攻撃陣が沈黙… 香川は4戦ぶり途中出場もレバークーゼンに0-2と敗戦

約20分間のプレーでインパクトを残せず

 ドルトムントのトゥヘル監督は、後半開始と同時に2枚代えを敢行。MFプリシッチが下がり、18歳のMFモルがそのまま右サイドに入り、カストロに代わったDFシュメルツァーが左SB、ゲレイロが中盤にスライドした。得点が奪えないまま時間が過ぎると、後半26分にはローデに代わって香川がピッチに登場した。

 しかし、同34分にはカウンターから香川のユナイテッド時代の同僚FWチチャリートが得点ランクトップに並ぶ今季5得点目をゲット。ホームチームがリードを2点に広げた。

 同36分、香川は飛び出したGKレノが弾いたボールを拾うと無人のゴールに目がけて浮き球のシュートを狙ったが、左足のシュートは上手くヒットせず枠を捉えられなかった。代表合流前にアピールしたいところだったが、およそ20分間のプレーでインパクトを残すことはできなかった。

 同42分にはDFピスチェクのクロスをFWオーバメヤンが押し込んでネットを揺らしたが、わずかにオフサイドとなった。2点リードは変わらず、レバークーゼンはホームで2007年以来、9年ぶりにドルトムントを下した。

 昨季はホーム(15年9月20日/3-0)とアウェー(16年2月21日/1-0)ともに勝利していたレバークーゼンに敗れ、今季2敗目を喫したドルトムント。同日の試合で首位バイエルン・ミュンヘンはケルンと引き分けて連勝が「5」で止まったものの、勝ち点差は4に広がった。ハンブルガーSVを2-0で下したヘルタ・ベルリンにもかわされて3位に後退している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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