浦和の阿部勇樹、史上最年少・史上6人目のJ1通算500試合出場達成! J1連続フル出場も123試合継続中

ガンバ大阪MF遠藤の35歳8ケ月19日を抜き、阿部は35歳25日での達成

 浦和レッズの元日本代表MF阿部勇樹が1日のガンバ大阪戦でスタメン出場し、J1通算500試合出場を達成した。この記録は史上6人目で、さらに35歳25日での達成はガンバ大阪MF遠藤保仁の35歳8ケ月19日を抜き、史上最年少となった。

 阿部の初出場は1998年8月5日にジェフユナイテッド市原(当時)で、その時の対戦相手もガンバ大阪だった。16歳333日でのデビューは当時の史上最年少記録で、そこから約1年半在籍したイングランドのレスター・シティ時代を含めても約18年での達成。浦和では、2013年10月27日に達成した元日本代表DF山田暢久に続く2人目の記録となった。

 高校2年生当時にデビューした阿部は、ジェフで06年までプレーすると07年に浦和へ移籍。その初年度でアジアチャンピオンズリーグ制覇の原動力となった。日本代表にも選出され、10年南アフリカワールドカップでは3ボランチの中央で存在感を放ち、地元開催以外で初めて決勝トーナメントに進出したチームに貢献した。大会後にレスターへ移籍し、12年から浦和に復帰。5シーズン連続でキャプテンを務めている。

 また、阿部はもう一つの記録としてJ1連続フル出場を前節サンフレッチェ広島戦までで123試合まで伸ばしている。ボランチという運動量が求められるポジションでありながら、故障をしない自己管理と安定したプレー、出場停止にならないフェアプレーがこうした出場記録を伸ばす原動力になっている。

 

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