C・ロナウド、マンU退団に伴う「違約金はなし」 精通記者がレポート「クリーンな解決のみを望んだ」

退団が発表されたクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】
退団が発表されたクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】

テン・ハフ監督は決定を即座に承認

 イングランド1部プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドは現地時間11月22日、双方の合意によりポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの契約を解除したことを正式発表した。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者は、この退団における違約金はないとレポートした。

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 ユナイテッドは声明でロナウドが「直ちにチームを離れる」としたうえで、「オールド・トラフォードでの2度の在籍期間中に、346試合に出場して145ゴールを挙げ、多大な貢献をした彼に感謝するとともに、彼と彼の家族の今後の幸せを願っている」とメッセージを送った。

 一方のロナウドも、「マンチェスター・ユナイテッドとの話し合いの結果、契約を早期に終了することで双方が合意した。僕はマンチェスター・ユナイテッドを愛し、ファンを愛している。それはこれからも決して変わらない。しかし、僕にとって新たな挑戦をするのに適したタイミングだと感じている。残りのシーズンと未来の成功を願う」と発した。

 ロマーノ記者は自身の公式ツイッターで、「ロナウドに関する違約金はなく、両者はユナイテッドにおけるロナウドの歴史を尊重し、クリーンな解決のみを望んだ。どちらの側にも、現在進行形のしがらみはない。エリック・テン・ハフ監督は、取締役会とともに、この決定を即座に承認した」とレポートした。

 ロナウドは今月に入り、英メディア「トークTV」で旧知のジャーナリストによるインタビューを受け、エリック・テン・ハフ監督について「リスペクトをしていない」と発言するなど、クラブに対する批判的な言動を連発。ユナイテッドはインタビューが数回にわたって公開されるものだったことから、すべてを把握してから対応するとしていた。

 違約金の交渉などもなく両者が合意したことからも、完全に袂を分かった格好になった模様だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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