【W杯】ドイツ戦前にフルメニュー消化 守田英正が復帰戦に自信「期待してもらって結構」

練習メニューを完全にこなした守田英正【写真:ロイター】
練習メニューを完全にこなした守田英正【写真:ロイター】

左ふくらはぎに違和感があったなかで前日練習に合流

 森保一監督率いる日本代表は、11月1日のカタール・ワールドカップ(W杯)メンバー発表以降、多くの選手が負傷するアクシデントに見舞われていた。グループリーグ初戦のドイツ代表戦を前に、最も状態が深刻に見られていたのが、左ふくらはぎに違和感を覚えていたMF守田英正(スポルティング)の状態だった。

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 11月22日にドイツ戦の前日練習を終えた守田は、「やるべきことはやってきましたし、ぶつけるだけかなと思います」と意気込み、すべてのトレーニングメニューを行ったのかという質問にも、力強く「はい」と答えた。

 もちろん最高の状態というわけにはいかない。守田が不安を感じているのは、心肺機能の面だ。「試合が90分あるなかで、どこまでできるのか。そこが分からない感じですね。細かい動きとか距離感とか、そういうものは特に問題ない」「(心肺機能は)2、3日でマックスまでは持っていけない。やっぱり試合を積み重ねてとかがあるので。そこは戻っていないですが、今日やったので、その分は良くなったと思う」と、ドイツ戦以降も続くW杯にもつながっていく調整ができていることを強調した。

 そして決戦を前に、復帰を待ってくれたチームメイトたちへの感謝とともに、みなぎる自信を口にした。

「本当に光栄なことだと思っていますし、僕も自分のことをそれだけの(復帰を待つ価値のある)選手だと思っているので、期待してもらって結構だと思います。それをちゃんと結果で返せるようにしたいなと思います」

 ほかのチームメイトたちが、世界最高の舞台に向けて準備するなか、ウォーキングなどの基本的な動作しかできない日もあった守田。そうした日々を乗り越え、W杯の舞台に立つ準備は整った。

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