5戦連続先発落ちの香川が苦悩告白 「出遅れているのは自分の責任」「負けず嫌いの僕にとっては…」

「必ずチャンスが来る」と再起を誓う

 香川が欠場している間、同ポジションでライバルたちが輝きを放っている。今夏の欧州選手権優勝メンバーで、サイドバックからコンバートされたポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロは今季公式戦7試合で3得点4アシストと結果を残している。昨季は安定感を欠いた印象のMFゴンサロ・カストロも、ここまでの8試合で3得点7アシストと攻撃陣をけん引する活躍を披露。香川の盟友MFマリオ・ゲッツェも徐々に調子を上げている。

「みんな特徴があり、個人の能力以外にもチームの為に戦う事のできるメンタリティを持っています」とチームメートを称えている香川は、悔しさをバネに再起への決意を語っている。

「怪我があったとはいえ、ここ数試合出遅れているのは自分の責任だと思っています。試合に勝つことが絶対ではあるものの、出れず悔しいと思わない選手はいませんし、負けず嫌いの僕にとっては日々悔しさはあります。本当に悔しいです。必ずチャンスが来ると信じて、日々トレーニングや準備を行っているので、 慌ててはいませんし、何よりもチームが勝つために何が出来るかを長いシーズンの中で考えて戦っていきたと思っています」

 昨季はピッチで躍動し、“小さな魔法使い”と呼ばれたアタッカーは、ドルトムントで再びレギュラーの座を確保できるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド