【W杯】「最新技術すげ」 エクアドルのゴール取り消しにSNS驚き、大会開幕戦で判定テクノロジー“躍動”「機械しかわからん」

ゴール取り消しが話題に【写真:ロイター】
ゴール取り消しが話題に【写真:ロイター】

今大会から新たに導入されたSAOTにより、開始早々のゴールは幻に

 カタール・ワールドカップ(W杯)は現地時間11月20日、開幕戦のカタール代表対エクアドル代表の一戦が行われ、今大会の幕を開けた。前半3分、エクアドルがゴールネットを揺らすも、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)オンリーレビューの結果、オフサイドの判定に。今大会から導入されたテクノロジーが早速、機能する場面があった。

 開催国カタールにとって記念すべき初のW杯の舞台となったこの一戦では前半3分、エクアドルDFペルビス・エストゥピニャンがゴール前に入れたボールがこぼれ、その流れからFWエネル・バレンシアが頭で押し込んでネットを揺らした。記念すべき大会初ゴールかと思われたが、VARオンリーレビューの結果、主審は判定を変更し、オフサイドがあったとしてゴールは取り消された。

 スロー映像を見ても際どい判定だったが、エストゥピニャンがゴール前にボールを入れ、ペナルティーエリア右でGKが競り合った際のラインがオフサイドラインに設定。今大会から新たに導入された「セミ・オートメ―テッド・オフサイド・テクノロジー(SAOT)」により、FWミカエル・エストラーダの足がわずかにオフサイドラインから出ていることが明らかになった。

 判定テクノロジーが早速、正確に機能したジャッジに、SNS上では「こんなん機械しかわからん」「テクノロジーの進化がエグい」「最新技術すげ」と驚きの声が上がった。なお試合は、バレンシアの2ゴールによりエクアドルが2-0とリードしてハーフタイムを迎えている。

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