長友所属のインテル・マッツァーリ監督が再び解任危機 「今日、彼の未来を決定する」と伊紙

 

トヒル会長とモラッティ前会長が会談か

 

 長友佑都が所属するインテルのワルテル・マッツァーリ監督(53)が再び解任の危機に立たされている。インテルは9日の第11節ベローナ戦で2-2のドローに終わり、現在9位。成績が伸び悩む状況について、10日付のイタリア地元各紙は厳しい論調で伝えている。

 コリエレ・デロ・スポルトとトゥット・スポルトの2紙はエリック・トヒル会長と前会長のマッシモ・モラッティ氏が10日に幹部会を開くと報じ、マッツァーリの去就も話し合われると伝えた。

 コリエレ紙は「ワルテルはリスクを抱える。今日、彼の未来を決定する」との見出しで報じ、「監督のことについては一番熱いテーマになるだろう。なぜならモラッティはもう以前からもうその時(解任)だと思っていたから」と指揮官が解任される可能性を指摘。さらに代表戦ウィークに突入する今が監督交代の時期に適しているとも伝えている。またトゥット紙も「マッツァーリは常に不安定」と指揮官が危機的状況にあることを伝えた。

 ガゼッタ・デロ・スポルト紙も「永遠の雲、監督には傘がない」とマッツァーリ監督の現状を表現。2-2に終わった試合後のロッカールームにトヒル会長が姿を現す一幕もあり、それに関して指揮官は「会長は何と言ったか? ロッカルームだけの話に留めておくこともある」と話している。

 ホームの一戦にも関わらず、サポーターからも厳しいブーイングを浴びたインテル。果たして監督更迭という事態にまで発展するのか。クラブ首脳の決定が注目される。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング