東京五輪の経験にも着目「グループEにおいて役立つことだろう」

　ブライトンの日本代表FW三笘薫は、今季の活躍で注目度が高まっている。カタール・ワールドカップ（W杯）の日本代表にも選出されているなか、海外メディアは「スリリングな選手だ」と本大会でのブレイクに期待している。

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　三笘は今季初ゴールを奪った11月5日のプレミアリーグ第15節ウォルバーハンプトン戦（3-2）に続き、リーグカップ3回戦のアーセナル戦（3-1）で公式戦2戦連続ゴールをマーク。チーム内での存在感を高めていたが、体調不良により13日のプレミアリーグ第16節アストン・ビラ戦（1-2）を欠場し、日本代表への合流も遅れている。

　W杯に向けてその状態が心配される一方、スポーツ専門局「ユーロスポーツ」フランス版は三笘の活躍に注目。川崎フロンターレの下部組織からプロ入りする道を選ばず、筑波大学に進学したキャリアなどを紹介し、「他にはないストーリーだ」として、次のように続けた。

「すでに知られているとおり、ブライトンのアタッカーはスリリングな選手だ。同タイプの他の選手たちと異なり、比較的年齢を重ねてから注目され始めている」

「今は成熟した選手となり、タレント揃いの日本の前線を構成する1人だ。東京五輪にも出場している三笘にとって、カタールでの本大会は未知の挑戦ではない。その経験はドイツ、スペイン、コスタリカと同居するグループEにおいて役立つことだろう」

　W杯直前になり、一気に注目度を高めている三笘。まずは良好なコンディションで本大会に臨めることを願いたい。