レアル、リーガ連勝記録16でストップも…ハメスが生きる新オプションに光明

BBCトリオに加え、前節決勝弾のハメスも先発 前半から得点に匂いを感じさせるも…

 “ペップ超え”はならずも“ハメス起用法”に光明が差した。レアル・マドリードは現地21日、リーガ・エスパニョーラ第5節ビジャレアル戦を1-1のドローで終え、昨シーズンから続いていたリーガ連勝記録は「16」でストップした。それでもジネディーヌ・ジダン監督は試合途中にMFハメス・ロドリゲスのポジションを修正するなど、必死の策で勝ち点を手にしている。

 この日のレアルは看板3トップ「BBCトリオ」、そして前節エスパニョール戦で決勝ゴールを叩き込んだハメスをスタメン起用。前半17分にはDFマルセロのクロスをファーサイドのFWギャレス・ベイルが頭で折り返し、そのボールをFWカリム・ベンゼマが詰めてゴールに迫るなど得点の匂いを感じさせた。

 しかし前半アディショナルタイム、ビジャレアルMFマヌ・トリゲロスのミドルシュートをペナルティエリア内でシュートブロックしに行ったDFセルヒオ・ラモスの手に当たってしまい、PKを献上。これをMFブルーノ・サリアーノに浮き球シュートで決められてビジャレアルに先制を許した。

 失点に絡んだS・ラモスは後半開始直後の3分、ハメスの右CKをファーサイドで合わせて同点弾をねじ込んだ。その後は同16分にFWクリスティアーノ・ロナウド、同19分にベイルがチャンスを迎えたが決めきれず。同44分にも右サイドからのラストパスをロナウドがダイレクトで合わせたが、相手GKの正面に収まるなど勝ち越し点を奪えなかった。

 

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