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バルサに試練… アトレチコ戦でエースFWメッシが古傷の股関節痛再発で交代後、1−1で追いつかれる二重苦に
前半41分にラキティッチ弾で先制も暗転
リーガ・エスパニョーラ第5節、バルセロナ対アトレチコ・マドリードの強豪対決は1-1のドローに終わった。バルセロナは先制しながらも追いつかれ、エースFWメッシも負傷で途中交代するアクシデントに襲われた。
レアルを含むリーガ3強で今季初の直接対決となったこの試合、バルサは「MSNトリオ」をMFイニエスタらがサポートするお馴染みの4-3-3システムで臨んだ。一方で闘将ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレチコもMFコケとカラスコの前に、FWグリーズマンとFWガメイロの2トップが入る4-4-2システムを採用してキックオフを迎えた。
試合は前半13分にはメッシがペナルティエリア外からのミドルシュート、同16分にはカラスコがペナルティエリア左に入り込んでの右足インフロントシュートを放つなど動きを見せたが、両軍は中央を厳重警戒し、最前線のグリーズマンまで自陣ゴール前に戻るアトレチコの守備をバルサがサイドを起点に崩そうとする構図が続いた。
膠着した展開を破ったのは同41分、司令塔イニエスタのクロスからだった。左CKの場面でボールを受けたイニエスタがショートコーナーでアトレチコの一瞬のスキを突いてゴール前に鋭いクロスを上げると、MFラキティッチがタイミングよく走り込んでフリーでヘディング。絶大な勝負強さを誇る相手GKオブラクが一歩も動けない一撃でバルサが先制に成功し、1-0で前半を折り返した。
後半は開始直後にグリーズマンがハーフライン上からのドリブルシュートを放つなど、アトレチコは前半と比べて高い位置でプレーする姿勢を見せた。対するバルサは同6分にMFブスケツを早々に代えてMFアンドレ・ゴメスをアンカーに投入する策に出た。
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